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読んだり観たり聴いたりしたことを淡々と記録するブログ。基本的に小並感。

DNA編集 - 世界の"今"をダイジェスト(Explained) / Netflix, Vox


Explained | A new series from Netflix + Vox

www.netflix.com

設計図共有サイトが話題になったが、こっちは人間の設計図のお話。

ちょっと前から始まったNetflixの新シリーズ。Vox Newsと組んで、毎回テーマを一つ取り上げ、15分程度でまとめてる。

このエピソードはDNA編集の先端とそれを取り巻く問題を取り上げていた。

DNA編集の病気治療への応用への研究は進んでいて、将来的にお世話になる可能性は高いと思っている。

www.kobe-u.ac.jp

このようなすでにある体細胞に対するDNA編集に抵抗を覚える人は少ないと思う(自分もそうだ)。 これは今ある医療の高度化として捉えられるからだとJohn H. Evansは説明している。

一方、将来の遺伝子に影響を与えるようなDNA編集に対する反応は様々だ。

例えば、現時点は着床前遺伝子検査(PGD)は流産を防ぐため等に行われている。 編集は難しいが、確率的に作成されたものを選択するようなことはすでに行われている。

そこで、生まれる子供のDNA配列がすべてわかるようになり、その配列の影響もかなりわかるようになったらどうなるのだろうかという話が出てくる。

例えば、このDNAを持つ子は勉強ができるだろうとか、運動がよくできるだろうとか、体調が崩しやすいかいうことがわかったとして、もしそれらを親が選択するようになったらどうなるのだろうか(BlackMirrorのエピソードにありそうだ)。

倫理的な問題も出てくるが、少なくともDNAの多様性が損なわれるだろうし、富の格差の拡大にも繋がるだろう。

とかとか、色々刺激されるようなエピソードでした。 時間の制限をかけているためかテンポが良く、映像もおしゃれで、見ていて引き込まれるのでおすすめ。

この記事書くときに知ったんだけれど、Voxの親会社Vox MediaはThe Vergeも持っているらしい、どっちも左寄りなので納得といえば納得。

あと最後に、今回の動画にも出てくるJennifer DoudnaさんはTEDで講演もしていて、今回のドキュメンタリーにあったような内容にも触れているのでこちらもどうぞ。

www.ted.com

CRISPR (クリスパー)  究極の遺伝子編集技術の発見

CRISPR (クリスパー) 究極の遺伝子編集技術の発見

世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事 / 津川 友介

かなり周りで話題になっている本(Rebuildでhigeponさんが言及されてた)。

rebuild.fm

著者はUCLA助教授(医師、医療政策学者)。 という肩書きがすごいからこの本はすごいのではなく、しっかりとした統計的根拠をもとに書かれているからここまで評価されている。

いくつか食材を取り上げながらそれらの健康への影響について述べて行くような形だが、全て論文ベースになっており、その際に引く論文の内容によって根拠の強さを分けている。複数のランダム化比較試験を対象としたメタ分析論文で統計的に有意と判断されればかなり強く、いくつかの観察研究によるものは弱いといった感じ。

あくまで統計的にどうなっているかがメインになっており、この成分が云々…といった記述は一切していないので誠実に感じた一方で、ロジック的に説明しようとする方向ではどこまで研究が進んでいるのかは気になった。

こういった書籍がどんどん出るようになって、テレビで声の大きい人がこう言っていたからと影響されてしまう人にまで届くようになれば良いなと思う。

Oculus Go / Oculus


Open Your Eyes | Oculus Go

Oculus Go | Oculus

初めてのVRバイス

自分のVRの初体験は数年前のニコニコ超会議。どこのブースかは忘れてしまったが、乗馬マシンに乗ってVRヘッドセット(多分Oculus)をつけての乗馬体験。扇風機で風も当てられていてそれだけでかなり臨場感を覚えてとてもびっくりした記憶がある。

VRはその後もスマホGoogle Cardboardを使って試したりはしていたが、vive やPSVR等々には手は出して来なかった。(コストや環境面でのハードルが高かった)

そんな中でこのOculus Go。25000ぐらいでVR専用端末が手に入るということで気づいたら公式サイトでポチっていた。台湾からの発送で、ポチってから到着まではだいたい2,3日っぽい。

でまあ到着してしばらく使っているんだけれど、この価格でこの体験が得られるのはとてもコスパが良いと思う。が、まだまだVRはこれからだなとも思った。

ゲームとか映し出すものを生成するようなものは綺麗に見えるし臨場感もあるけど、YouTubeにあるVR3Dかつ360度の動画はソースが4Kでもどうしても画質が気になる。とはいえ2Dとは全然体験が違うので、DMM的動画はかなり攻撃力が高まる。

HMD的に使う物としてはとても良い。Netflixアプリをメインに使ってる。Goはスタンドアロンで使える上にスピーカーが付いている(しかも結構音が良い)のでGoを被ってポチポチすればすぐに巨大スクリーンで映画やドラマが楽しめる。 ブラウザも結構良くできてて、ブラウザ上で動画を全画面化すればNetflixアプリとほぼ同等の体験が得られる(日本語入力できなくて辛い部分はがあるけど…)。

かなり評価されているOculus Roomsはまだ使っていない(周りに持っている人がいない)のでいつか使う機会があったら何か書くかも。

ゲティ家の身代金 / Sir Ridley Scott


映画『ゲティ家の身代金』予告編

原題は「All the Money in the World」。

実話に基づいた作品ということで、ざっくりストーリを知りたいのであればちょっとググれば出てくる(Wikiにもある)。 ネタバレが嫌ならば見ないように(この記事も)

ジョン・ポール・ゲティ3世 - Wikipedia

大まかな流れは実話通りといった感じだが、映画の焦点はググってもあまり出て来ない母親Gail Harris(Michelle Williams)や、ゲティに雇われているFletcher Chase(Mark Wahlberg)に当てられていて、どちらもチャーミングに描かれている。特にMichelle Williamsは好感度がかなり上がった(綺麗だ)。 どこまでが実話なのかはわからないが、こんな感じで進んじゃっていいのかって思う点も多々あった(それが面白いのだけれど)。

見終わって調べるまで忘れていたのだけれど、ケチな大富豪おじいちゃんJ. Paul Gettyは元々はKevin Spaceyがキャスティングされていた。が、セクハラ問題により急遽降板しChristopher Plummerが演じている。ここまではそういえばそうだったなあと思ったが、その主演交代に当たってギャラ問題でも揉めてたらしい。 (ゲティ家の身代金 - Wikipedia

あとそう、この作品はR15+指定。アメリカではR(Restricted)指定。おそらく誘拐されたJohn Paul Getty III(Charlie Plummer)の耳を切るシーンが当たっているのだと思う(結構グロテスクだがそこまで長時間の描写ではない)。

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー / Anthony Russo, Joe Russo


「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」本予告

ちょっと前にMX4Dで鑑賞。

にわかMCUファン(そもそもコミックは読んだことがない)ので、観に行く前に過去作品を予習/復習… アベンジャーズシリーズ(シビル・ウォー含む)に加え、ストレンジとソー最新作、ガーディアンズオブギャラクシー1は観た方が理解が進むと思う。(というか結構前提になっている場面が多い) まだ観ていないならば、少し待って(6/6)ブラックパンサーも観てから行くといいかも。

映像としてはさすがMCU(エンドロールのVFXスタッフ数がすごい)。MX4Dで観てよかったなって感じ、アクションとかもカメラが近いのでついつい力が入る。

テーマも良い。この映画自体が掲げている問題自体はMCUを観ていない人でも理解できるし、その問題も面白いのでさすがといった感じ。 MCUファンは衝撃のラストで続編が気になって仕方ないだろうし、MCUがサノスの問題提起にどう回答するのかも気になる。

続編とされる作品の公開は一年後。また一つ生きる理由ができた。

Tarzan(ターザン) 2017年 7月13日号[酸化・糖化・炎症 やさしく学ぶ、カラダに怖い3つの話。]

特集がいろいろへぇーって思ったのでざっくりめも。

活性酸素により細胞を傷つけられる酸化。 活性酸素の生成フローとしては 酸素→スーパーオキシドアニオン→過酸化水素→ヒドロキシルラジカル→水。 なのでまあ大量に酸素を取り入れる有酸素運動は酸化を進めるっていうのは、言われてみればそうなんだけれど…運動は一方的に良いイメージだったので意外といえば意外。 とはいえ、運動をしていれば抗酸化力も上がるので大丈夫だそう。筋トレでも有酸素運動でも。

次は血中グルコース+生体内タンパク→シッフ塩基→アマドリ化合物→終末化合物(AGE)の順で進む糖化。 終末化合物直前までは可逆的な反応なのでいいのだが、AGEまで行くとそこからは後戻りできない。 じゃあそのAGEが増えるとどうなっちゃうのかっていうとコラーゲンやエラスチンといったタンパク質の間にある架橋のバランスを崩したりして肌の老化を進めたり、 細胞にあるAGE受容体RAGEに結合し、細胞の炎症シグナルを活性化させたりするそうな でまあAGEは上記のプロセスを経て生成されるものと、食物に含まれるAGEを取り込み、消化しきれず体内に残るものとに大別されると。 前者は血糖値*持続時間に比例して生成されるので血糖値をあげすぎないような食事、後者はAGEが低い食物を取るようにすると(食物というより、AGEの量はその性質上調理法に大きく依存するみたい)

で、最後は炎症。 炎症は急性炎症、慢性炎症、そして加齢炎症。 急性炎症は通常の怪我とか、風邪とか、一時的なもの、炎症発生してもその後に免疫システムが働いて治癒するため問題なし。(免疫システムを稼働させるトリガーとなるサイトカインが炎症を発生させている) 慢性炎症は2種類。ウイルスが侵入して炎症が発生するものの、その後の免疫システムがうまく対処できずに炎症が続くパターン(慢性肝炎とか) もう一つはサイトカインが誤検知して集合し炎症を起こし、細胞破壊→そしてまたサイトカインが集まって…のループ(潰瘍性腸炎とか) 加齢炎症は細胞が老化によりサイトカインを大量に放出してしまうこと。そして慢性炎症のようなループにはまったりもするらしい。 見て分かる通り急性炎症はあって正しく、加齢炎症はある程度は仕方ないので、慢性炎症をどうにかしたいということになる。 慢性炎症の大きな原因としては肥満があるらしい、太った人の細胞は膨張しており、その膨張に伴って細胞が老化してしまうそう。(で結果サイトカイン過剰に) 他にも運動不足や暴飲暴食、睡眠不足やストレスも炎症の要因だそう。

商品紹介ではGARMINのvivosmart3が紹介されていた。GARMINでもリストバンド型のこんな活動量計あるのね。

週刊ニューズウィーク日本版 「特集:インテリジェンス戦争 中国の標的」〈2017年6月27日号〉

特集 インテリジェンス戦争 中国の標的

House of CardsやDesignated Survivorを観ている自分としては、今回の特集はまるでドラマの世界だなって感じ。 ハニートラップや中国在住の学生の引き抜き、建物の建設時点からの盗聴工作。実際にあるのね…

ベンチャーの未来は起業しない起業へ

Evernoteのフィル・リービン率いるオールタートルズの紹介。「スタジオ型」と形容するベンチャー支援機構。 資金提供ではなく、法的処理などの企業のプロセスを支援するような仕組みだそう。 まあ確かに合理的だと思う。

ほどほどでも飲酒は脳に有害?

週あたり14〜21単位のアルコール摂取で、海馬萎縮確率が飲まない人の3倍との研究結果。 最近夜に少し飲むのにハマっているので気をつけたい…